ポール・スミス来日公演③ デザインの源になる色彩の見つけ方




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ポール・スミス来日公演② 世界的デザイナーのインスピレーション

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色の話です。

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これは中国の制服を着た警備員の写真です。

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それが転じて、私のファッションショーに登場しました。

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前にも話したように、インスピレーションは何からでも得ることができます。
例えばこのグレーと赤の色彩は、インテリアデザインにもグラフィックデザインにも応用できるのです。

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こちらは雑誌です。
色彩がとても素晴らしいので、この写真から色彩だけを選りすぐって織り糸の色彩に転用して、ソックスやスカーフや帽子のデザインに使いました。
たった1枚の写真からこれだけ広げることができます。

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デジタル以前の古い写真からも応用することができます。
この写真の色彩にご注目ください。一風変わった色彩ですが、この色彩をヒントにワンシーズン全ての色彩をまかなったこともあります。

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これはヘンリー・マティスの絵です。
皆さんマティスはよくご存知かと思います。
だんだん年老いてきて筆が進まなくなってきたときに、段ボール箱をハサミで細かく切り取ったという作品です。
「かたつむり」という有名な作品なのですが、左上にご注目ください。
色の使い方がとてもいい。青と白の組み合わせが海辺にいるように非常に新鮮です。

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オレンジ色と黄色は非常に似通った色彩同士ですので、とても活気あふれた雰囲気になります。非常に元気があふれています。
強烈な色彩のTシャツが出来上がりました。

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この2色はさらに似通っています。ですから、対比があまりありません。

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ですから、かなりうるさい感じの色になります。

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そのあとにこの2色を見るととても新鮮な印象になります。

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色を使うことによって全く異なる雰囲気を醸し出すことができます。これはファッションの世界だけではなく、室内装飾であったり、グラフィックデザインであれ、ありとあらゆるものの雰囲気を変えるために使うことができます。

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マティスの作品の1つです。

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この私のコレクションでも、この部分ではマティスの作品をヒントにしました。

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メンズとレディースのデザインの類似性も紹介しておきましょう。

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ポール・スミス来日公演④ 人生で最も大切な個性と努力の話




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ABOUTこの記事をかいた人

「つーつーおーる!」創刊編集長
2013年に早稲田大学法学部に入学。大学3年時に友人と「つーつーおーる!」を創刊。大学卒業後はメディア系企業に勤務している。