4月1日は何といっても大学の入学式。
入学式は、大学生活への期待と不安に胸を膨らませた新入生と、大学で生き延びるすべを身につけて青春謳歌真っ最中!の現役大学生が初めて交わるというある種特別なイベントでもある。
私大の雄、早稲田大学の新歓はそのカオスさが毎年話題になるほど凄いことで知られているが2017年はどうだったのだろう?
曇り空の中、つーつーおーる!編集部は早稲田大学の新歓に行ってみた。
人多すぎ!待ち構える早大生がすごい
新入生を見つけるとところかまわず新歓コンパへ誘ってしまう病気の早大生のために、大学側は囲いを設けてその囲いを外れたところでは新歓活動ができないようにしてしまっている。
しかし、囲いの近くに新入生を呼び込もうとして声を張り上げている人間より猿に近い早大生が今年も多くみられた。早稲田キャンパスは、さながら野生動物が闊歩するジャングルの様相だ。
そして、上から見た絵もなかなかのインパクトである。
密集率は満員電車以上?大隈銅像周りが凄い
新歓ブースが多くある大隈銅像付近は朝のラッシュ時と同じくらいには混雑している。朝の電車の中は通勤するサラリーマンや学生などがスマホをいじっているだけだろうが、早稲田キャンパスでは大学2.3年生が大きな声を振り上げて新入生をコンパに誘いまくるので騒音が半端じゃないのが特徴である。
ちなみに、早稲田キャンパスの新歓の様子を10号館屋上から撮影するとこんな感じ。もちろんこれでもかなり少ないほうである。
10号館前のスペースに人がいないだけましだが、分け入って進むにも苦労するほどの人混みである。いや、人混みというよりも「人がゴミのようだ。」といったほうが正解かも。
写真撮影に大行列
去年と同じように正門の隣(大隈銅像の正面付近)にある「早稲田大学入学式」と書かれた立て看板が今年は3号館(政治経済学部の校舎)前にも出現、3号館から正門まで写真撮影のために並ぶ人が数多くみられた。
撮ったとしてもその後振り返る機会はほとんどないと思うのだが、家族連れで並ぶ人が多く、早稲田大学への並々ならぬ思いが垣間見れる瞬間であった。
ほかにはこんな人も…。
早稲田祭を除けば早稲田大学に最も人が集まるといわれる4月1日の新歓。コスプレをする人や、必要以上に注目を浴びようとして声を張り上げる人など数多くの面白い人が見受けられた。
10号館内でコスプレをする早大生。恥ずかしいから顔を隠しているわけではないようだが…。
無能な実行委員長の発注ミスで新歓にビラが間に合いませんでした。手書きのビラを5日間各日55枚限定で配ります。これ持って初参加者受付に来てくれた新入生にはいいことあるよ。 pic.twitter.com/56uWxQjXSb
— 第55回本庄〜早稲田100キロハイク (@55th100hai) 2017年4月1日
なぜか配られていた非常に味があるビラ。
明日から5日まで早稲田の名物”校内新歓”だ。オーランやテニサー等のめちゃ可愛い子が、ビラを渡してきて、少し話を聞いてあげると「LINE教えて〜❤︎」と勧誘されるだろう。だが、可愛い子は早稲田の学生ではなく、他大のインカレ女であることが極めて多いことを知って欲しい#春から早稲田
— 稲船ユウタ(天津)#春から早稲田 (@tenshin072) 2017年3月31日
誰が得をするのかは謎だが早稲田大学の新歓のカラクリを暴露してしまう人。消されるぞ…。
キミを待ってるよ#新歓 #早稲田 #サークル #パントマイム #マイムトウ pic.twitter.com/7wNwj0YQ0b
— 舞☆夢☆踏(マイムトウ) (@maimutou) 2017年4月1日
全く動かずに新歓をするパントマイムサークルの舞☆夢☆踏(マイムトウ)さん。オーラめちゃくちゃ放っていますね。
最高に楽しい新歓期間
断言するが、大学生活で新歓期間以上に楽しいことはそうそうない。100歩譲っても早稲田祭や卒業式ぐらいしかないのだ。
そして、新入生にとっては一生に一度の新歓である。多くのコンパに行き、大学生活のスタートを大いに楽しんでほしいものだ。