金メダリスト、格闘家からレーサーまで、早稲田でもっとも就職率がいい学部の一つである「人間科学部」の出身者を紹介します。
丸岡 いずみ(まるおか いずみ)
タレント、元北海道文化放送アナウンサー。関西学院大学文学部卒業後、1994年に北海道文化放送にアナウンサーとして入社した。その後退社し、セント・フォース所属のフリーアナウンサーとして活躍後、日本テレビに中途入社した。「news every.」などで活躍。2008年に早稲田大学大学院人間科学研究科を修了した。
早見 沙織(はやみ さおり)
声優。透明感のある声が特徴で様々な役を演じただけではなく、声優デビュー時より数多くの主題歌やキャラクターソングを担当してきた。『セキレイ ―SEKIREI―』 での結役『東のエデン Eden of The East』 での森美咲役などで有名である。
荻原 健司(おぎわら けんじ)
スキー、ノルディック複合。人間科学部スポーツ学科卒。ジュニア時代から、日本のノルディック競技の中心選手として活躍した。
1988年のリレハンメルオリンピックと1992年のアルベールビルオリンピックで金メダルを獲得した。政治家としては自由民主党に所属し、経済産業大臣政務官を歴任した。
荻原 次晴(おぎわら つぎはる)
スキー ノルディック複合。荻原 健司の実弟である。大学時代には全日本強化指定選手となった。その後大学卒業後は北野建設に入社。1998年の長野オリンピックに出場したが、個人6位、団体5位入賞にとどまった。
佐藤 琢磨(さとう たくま)
レーシングドライバー。人間科学部を中退した。F1に対する強い思いは抱きつつも、19歳までは日本屈指の学生ロードレーサーとして活躍した。その後、モータースポーツの世界に飛び込みカート、F3、F1とステップアップしていった。2004年には日本人最高位タイの3位表彰台を獲得。2010年からは米インディー・シリーズに参戦しており、2017年には日本人初のインディ500優勝という快挙を成し遂げた。
青木 真也(あおき しんや)
総合格闘家、柔術家。小学校3年から柔道を始め、中学校では顧問の先生にこき下ろされながらもメキメキと実力をつけていった。大学進学後はその競技スタイルから異端扱いを受け、クビを宣告される。その後大学在学中にプロデビューし、大学卒業後はプロ格闘家になった。日本の軽量級最高峰の寝業師との呼び声も高い。
仁志敏久(にし としひさ)
野球評論家、解説者。大学時代は野球部主将としてチームを牽引し、主に遊撃手として活躍した。その後日本生命を経て、1995年にドラフト指名を受けて読売ジャイアンツに入団する。その後は、セ・リーグ新人王やゴールデングラブ賞を受賞するなど、ジャイアンツのリーグ優勝や日本一に貢献した。その後横浜ベイスターズ、独立リーグなどでプレーしたが、2010年をもって引退した。
青木 宣親(あおき のりちか)
野球選手。人間科学部スポーツ科学科(2003年にスポーツ科学部に統合)卒。推薦入学で人間科学部に入学後は2番打者として活躍し、早稲田大学野球部史上初の4連覇に貢献した。東京ヤクルトスワローズ、サンフランシスコ・ジャイアンツなどを経て現在はアストロズでプレーしている。2006年と2009年のWBC日本代表であり、NPB史上2人目のシーズン200安打達成者およびNPB史上唯一の2度のシーズン200安打達成者としても知られている。
鳥谷 敬(とりたに たかし)
野球選手。人間科学部スポーツ科学科(2003年にスポーツ科学部に統合)卒。聖望学園高校時代には甲子園に出場したが、初戦で敗退した。その後、早稲田大学野球部では遊撃手として活躍した(同期に青木などがいる)。阪神タイガース入団後は、攻守ともに活躍し、2013年から2015年まではキャプテンも務めている。また。2013年のWBC日本代表でもある。
羽生 結弦(はにゅう ゆずる)
フィギュアスケート日本代表選手。人間科学部人間情報科学科通信教育課程(eスクール)在学中。全日本空輸 (ANA) 所属。日本を代表するフィギュアスケート選手であり、男子シングル競技における、ショートプログラム(110.95点)、フリースケーティング(223.20点)、トータルスコア(330.43点)の現世界歴代最高得点記録保持者である。2014年ソチオリンピックでは、男子シングル優勝を果たした。