俳優、ミュージシャンから実業家まで、幅広い業界に人材を輩出し、まさに早稲田の頭脳とも言える「理工学部」の出身者を紹介します。
藤木 直人(ふじき なおひと)
俳優・ミュージシャン。千葉県立佐倉高校2年の時に「ミスター佐倉高校」に選ばれたことで俳優を目指すようになる。大学在学中に映画 『花より男子』の花沢類役で俳優デビューし、卒業後に本格的に芸能活動をスタートさせた。理工学部情報学科卒。
小田 和正(おだ かずまさ)
シンガーソングライター。元オフコースのリーダーでボーカルである。東北大学工学部建築学科を卒業後、早稲田大学大学院理工学研究科を修了した。大学時代・大学院時代にオフコースとして活動をはじめ、1989年の活動休止まで活動した。その後はソロで活動し、日本を代表するシンガソングライタ0となった。近年は音楽プロヂューサーとしても活動している。
大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント。神奈川県立横浜翠嵐高校出身。東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得後に、日立製作所へ入社した。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、経営コンサルタントとして活躍した。ビジネス書を多数出版している他、メディア露出も多い。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長も務めている。
井深 大(いぶか まさる)
実業家。ソニー創業者。大学時代に洗礼を受け、キリスト教となっている。就職活動では東京芝浦電気(現在の東芝)を受けるも不合格になる。その後、写真化学研究所に入社する。終戦直後の1945年に東京通信工業(後のソニー)を創業し、革新的な商品を世に送り出し続けた。1975年にソニー会長に、1977年にソニー名誉会長となった。
小保方 晴子 (おぼかた はるこ)
細胞生物学者。理工学部応用化学科卒業後、早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻修士課程を修了した。東邦大学付属東邦高校在学中から研究者を志しており、大学院では東京女子医科大学先端生命医科学研究所の研修生として研究に没頭した。2014年にSTAP研究を発表し一躍時の人となったが、研究不正の嫌疑が持ち上がり自身が所属する理化学研究所の調査の対象となり、博士号を取り消された。