はじめに
どうしても学歴ロンダしたい迷える羊の皆さま(主に文系)向けに早稲田大学大学院でも比較的入りやすい入試、そして研究科をご紹介します。
オススメ研究科
ここでは、次の4つの観点からオススメの研究科を絞っていく
・入試が面倒ではない
・倍率が低い
・比較的いろいろなテーマを扱っていて、自分の研究とのマッチングがしやすい
・入試時期が多い
それでは見ていこう。
オススメ研究科1: 政治学研究科
自分の研究科の宣伝のようになってしまうが、かなりオススメである。
政治学研究科では、ジャーナリズム専攻を除いて、主に志望動機、研究計画書、学部の成績証明書、英語スコア(TOEFL、IELTS、TOEICのいずれか)と面接で入試が終わる。
倍率は概ね2倍を切っており、比較的合格しやすいと言われている。
オススメ研究科2:アジア太平洋研究科
政治学研究科と違って、なにをやってるのか掴みにくい研究科だが、オススメである。
こちらは志望動機、研究計画書、学部の成績証明書、英語スコア(TOEFL、IELTS、TOEICのいずれか)と面接に加えて小論文が課せられる。
しかし心配することなかれ!こちらは倍率は政治学研究科よりも低い年が多く、学内選考では年がら年中募集をかけている研究科である。
こちらの研究科は主にアジア全般、アメリカ、オーストラリアなどの研究に強く、政治学研究科などと同じような研究も十分可能だ。
オススメ研究科3: 社会科学研究科
お馴染み、社学の大学院である。こちらは2019年度より 主に志望動機、研究計画書、学部の成績証明書、 英語(なんと英検も可!)、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語のいずれか1つの語学試験結果の提出で試験が完結する。
この社学のポイントは語学試験が英語でなくてもいいというところだろう。こちらの場合は英語は苦手だが、英語以外の言語を専攻した経験がある方の負担が軽くなりそうだ。
オススメ研究科4:国際コミュニケーション研究科
こちらはあの全部授業が英語で純ジャパ(SP1という母国語が日本語の人)が留学強制の国際教養学部の大学院である。
入試は志望動機、研究計画書、英語スコア(TOEFL、IELTS、TOEICのどれか)のみで完結し、面接がないため、英語さえできればコミュ障をカバーできるという素晴らしさである。これは有り難い。
ただし、提出書類は全て英語でなくてはならないのはもちろんのこと、一部在学生によると、TOEIC900レベルが入試で求められるという情報もある。
書類提出のみとはいえ、そんなに甘くないらしいが、合格すればアメリカの大学院以下のコストでリベラルアーツ系を学べる上に早稲田の学位も手に入るポイントもオススメだ。
こちらは、理系のコースもあるので理系の方で英語に自信がある方もチャレンジ推奨だ。
ちなみに、留学は強制されないので、留学したくない人も安心だ。
オススメ研究科5:教育学研究科
えっ、先生になんてならないよ!なんて方がいらっしゃるかもしれない。先生用の大学院は教育学というか「教職」大学院であり、教育学研究科は実は何でも屋さんなのだ。
こちらは 志望動機、研究計画書、学部の成績証明書と面接に加えて 専門科目の試験と外国語試験があるので入試は面倒なのが難点だ。
しかし、倍率どの専攻でも1倍前後であるので、入試の面倒ささえ乗り越えればかなりの確率であなたも早大生になれるのだ。
ちなみに、理系は数学のみなのでご注意を。また、英語系を専攻する方は早稲田大学が出題する英語試験は受験不要だが、その分TOEFLibt80点以上もしくはIELTS6.5点以上のスコア提出が必要であることにご留意いただきたい。
まとめ:戦略さえ練れば大学院は怖くない!
ただし、どの研究科を受けるにせよ、研究計画にマッチする先生探しは怠らないようにしよう。これをサボると、どんなに優秀でも落ちる可能性があるので注意してほしい。
また、社会に出て3年以上経っている方は社会人入試も視野に入れてみよう。MBAを除いては、社会人入試にすると一般の学部卒勢と争うよりもアドバンテージになるかもしれない。
詳しく相談したい方はこのコメント欄までご連絡を。大学院から専攻を変えた身として、できる範囲内でお答えします。
それでは。
おまけ:このご時世になる前に行けたチェコが美しい
だれもムダ金払って早稲田なんかの大学院にいく意味ないだろ。卒業したところで、まともに就職できんよ。それで競争率が低いんだからさ、無意味な記事。