早稲田アドレスでひたすら痛い目を見た話




私たち早稲田大学学生は、入学したら早稲田アドレスという早稲田のドメイン名がつくアドレスを一つ取得することができる。

筆者はそのアドレス名を大変気楽に、悪く言えば思慮なく登録した。現在大学3年生である筆者は、その当時のことを後悔するばかりである。しかし、大学側もアドレス登録の通知だけで【いいアドレス/悪いアドレス】モデルを提示してくれないのはなんとも酷くはないか!と、勝手に逆恨みをしてしまうほどであるため、時期尚早とは思うが、来年度の新入生へ忠告のための備忘録を記させてもらおう。

早稲田アドレスとは?

早稲田アドレスとは早稲田大学に入学した際に一人ひとつもらえるドメイン名にwaseda.jpが付いているアドレスだ。アドレスの形は以下の通りである。

ローカルパート@色の名前.waseda.jp

学生はローカルパート(@の前の部分)を自由に決められ、また第4ドメインの色の名前(ruri. akane. toki. asagi. など)も選択権がある。ただ、注意しなくてはならないのはアドレスの変更が不可能ということだ。大学生活のただ一度のアドレスを、入学当初に決めなければいけないということで、@より前のローカルパートには注意するべきだ。何故か? それは大学アドレスの使用範囲を見ればわかる。正直、色の選択は一瞬でいい。どれにしたところで大差ない。

大学アドレスを使用するときは、

・就職活動
・サークルの生涯
・ゼミの先生とのやりとり

など、その大学の生徒であることを持って行動する時である。大学に属していることの証明のように使うことが多い。
一般的にメールアドレスは複雑でいたずらメールがかからないものが良しとされるが、大学アドレスに限ってはそれはない。まず、ローカルパート(@前の部分)にさほど凝らなくとも、@の後に早稲田大学では色の名前の第四ドメインがつくため、いたずらメールの犯人に特定されにくいし、バリエーションも豊富になるからいたずらメールに会う心配はまずない。しかも、大学のアドレスで怪しいサイトに登録することはないだろう。

いいアドレス/悪いアドレス

さて、筆者が後悔してやまない大学アドレスは以下の通りである。
(※ここでは名前を統一して山田太郎とする。)
(※また、特定を避けるために色の名前も早稲田アドレスに存在しないwhiteとする。)

tarou.momok3uro15@white.waseda.jp

大学に入った時期、某アイドルグループ(ここではももクロ)が大好きだった筆者は、当時の携帯のメールアドレスと同じローカルパートで登録してしまった。そのため、大学で先生とアドレス交換をする時に「えっ」という顔をされるのは日常茶飯であるし、サークルの名刺で「こちらに連絡ください」などと言っても数字の場所が面倒臭いというのでメッセージエラーになることもしばしばあるという。申し訳なさすぎるアドレスだ。

ちなみに、筆者の友達が言っていた悪い例をもう一つ挙げる。

taro.nonno@white.waseda.jp

この友は某雑誌(ここでは「nonno」)が好きすぎて、メールアドレスに使用したというが、就活や渉外の際に集英社以外の相手と接するときはどことなく気まずいと言う。さすがに、就職活動の際に他社誌の名をメールアドレスにしている学生は少し疑問に思われるかもしれない。

また、以下のような面倒臭いアドレスも後悔するという。

tarooooooo@white.waseda.jp

このアドレスは、入力は楽かもしれないが、「あっ、oは7個です」と毎回言うのが面倒なアドレス感が出るという。

繰り返すが、早稲田アドレスの変更は不可能である。注意して決めるべきだ。

こうして決めるべきだ。早稲田アドレス

大学に入ってたくさんの教授の研究室用のアドレスを見た。そこで、社会人としてのアドレスはこうあるべきだという法則をつかんだので皆に伝授する。困ったら以下の挙げるもののどれかにすればいい。
(※ここで、山田太郎さんは1月1日生まれというプロフィールを追加させてもらおう。)

tarou.y@white.waseda.jp
tarou.yamada@white.waseda.jp
taro11@white.waseda.jp
yamadata@white.waseda.jp
yamadatarou@white.waseda.jp

アドレスをつける点で注意すべきは、シンプルイズベストということだ。
変更が不可能なアドレスだからこそ、この記事をご覧になった皆さんには注意していただきたい




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