24時間利用!早稲田大学内のネカフェ「22号館」って知ってる?




早稲田大学の敷地にネットカフェがある…

そう聞いて驚く人がいるかもしれない。しかし、これは早大生の多くが知っている事実であり、毎日多くの早大生がこの24時間営業のネカフェを利用している

22号館内

早稲田大学にあるネットカフェは、その正式名称を「早稲田大学22号館」という。

早稲田大学の北門を出て右にまがり、50メートルほど進んだ場所にある。22号館には元々、新たに設立されて間もない国際教養学部の本部が置かれておかれていた。現在でも留学センターなどが1階に入っていることから授業期間中は多くの留学生の姿を見ることができる

建物内に入り、地下1階(エレベーターではLと表記されている)に進むと、約150台のパソコンが目に飛び込んでくる。ここが、早大生が毎日無料で利用することができるネットカフェなのだ。

 

会員証と同じ役割を果たしているのは、学生証だ。昼こそ学生証なしでログインさえすればインターネットを利用することができ、夜10時からは学生証を警備員に見せたうえ、利用カードに個人情報を利用することで朝まで(次の日の朝8時まで)利用することができるようになっている。

 

筆者は年に100回近くこのネットカフェを利用しているが、不便に思ったことは一度もない。というのも、セブンイレブンは近くにあるわ、自動販売機は建物を出てすぐのところにあるわ、喫煙所は完備されているわで使いづらさを感じることがないのである。

 

利用者は男性だけかと思いきや、肌感覚的には約4人に1人は女性である。そして、荷物をほとんど持っていないような「一人暮らしの家は近いけどインターネットを自由に使うために22号館に来た人」も一定数存在している

この22号館は、レポート執筆など学業面からも早大生の生活を助けてくれるかなり便利な学内施設、いや早大生は入会金・年会費無料、充実した設備が魅力なネットカフェであるともいえるのだ。

早大生は、1度使えばその魅力に病みつきになること間違いなしなのである。

深夜2時の22号館。寝ている人、就職活動のESを書き上げる人などで物音は絶え間なく響いている。

 

ちなみに私たちのWebメディアの「つーつーおーる!」という名前は、この22号館が由来だということは知っているだろうか?高田馬場でお酒を飲んで終電を逃した人たちが、22号館で始発まで過ごすことは「22号館でのオール」、略して「つーつーおーる」と呼ばれており、のちに編集部を設立する初代編集長(創刊編集長)と初代副編集長が「つーつーおーる」をすることを好んだことからWebマガジン名が「つーつおーる!」と名付けられた




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