アベノマスクブラがバズる
2020年6月、東京都議補欠選に立候補したある候補者の投稿が話題となります。
北区に立候補したゆづか姫こと、しんどうかな候補が、自身の体を強調した大胆な画像を投稿。
説明を見ると、ブラと思われる布には「マスク」を使っており、
コロナ対策で配布された「アベノマスク」を使った「アベノマスクブラ」だというのです。
この画像だけでも衝撃的ですが、ゆづか姫はなんと選挙ポスターにこの画像を使うことを公表しました。
![](https://twotwoall.com/wp-content/uploads/2020/07/c967abde1a70fb7efcb7e57b4e00319d-1024x683.jpg)
↑実際のポスターの様子
週刊女性プライムより
掲載されると非難殺到?
6月28日にポスターの掲示がされると、ゆづか姫の予想を大きく超えた反響が。
特に「炎上」したのが、元共産党議員、池内さおりさんのツイート。
- 子供たちの未来を考えて
- 女性を差別し性的に消費する宣言だ
といった厳しい非難のツイート。
このツイートは2万リツイート、3万いいね、1000件のリプライを獲得するほど大反響を呼びます。
ゆづか姫が所属するホリエモン新党や、選挙管理委員会にも抗議が殺到します。
ポスターには修正が入ることに
この炎上を受け、ゆづか姫は自身のYouTubeチャンネルに動画をアップ。
- ポスターの一部修正
- ポスター作成となった経緯、意見
などを公表します。
まずポスターに関しては、刺激が強いとされた胸の部分を「NHK撃退シール」で隠すとのこと。
ゆづか姫への誹謗中傷を心配した党首の判断や、選挙管理委員会への申し訳なさが決定の理由のよう。
主張としては、
- アベノマスク政策に対する批判の意味があった
- 表現の自由の一つ
- ポスターの内容は法的に禁止されたものではない
といった感じ。
炎上した池内氏のツイートを引き合いに出しつつ、
「女性が自分の意思で、自分の体を使って表現することが悪いのか」
「ポスターを批判するなら、このようなポスターが許されてしまう現行法へアプローチすべき」
といった自論を展開します。
選挙結果
北区都議補欠選挙の結果は以下の通り。
- やまだ加奈子(自由民主党):52,225票
- 斉藤りえ(立憲民主党):36,215票
- 佐藤こと(日本維新の会):33,903票
- 天風いぶき(都民ファーストの会):23,186票
- しんどうかな(ホリエモン新党):6,125票
北区HPより
ゆづか姫こと、しんどうかな候補は残念ながら最下位となりました。
しかし「2票取れるか不安だった」ゆづか姫は、予想以上の票数に満足の様子。
供託金が戻ってくる得票率「3.3%」をクリアし、自身のツイッターでは「当選したかのように祝う」様子を公開しました。
ゆづか姫のステータス
そんな「アベノマスクブラ」騒動を起こしたゆづか姫とは、一体何者なのでしょうか。
最後に人物紹介をしておきます。
学歴
女子学院中学校・高等学校出身。
ブリティッシュコロンビア州立高校(カナダ)へ留学。
帰国子女枠で早稲田大学法学部へ入学。
6年の在籍期間の後、同大卒。
職業
高校生の時期から動画投稿サイト、ニコニコ動画にて動画配信を行う。
コスプレイヤーとしても活動。
YouTubeチャンネル、「高学歴ニートゆづか姫」はチャンネル登録数6200人。
都議選立候補の際の職業は「配信者」となっており、動画配信のみで生計を立てていたのか、複数の収入源があったのかは不明。
SNS
Twitter:@himeyuzk
Instagram:himeyuzk
YouTube:高学歴ニートゆづか姫
われらがOGの活躍に注目
一躍話題の人となったゆづか姫だが、その後7月12日には千葉県印西市長選に立候補するなど、快進撃を止める気はなさそう。
著者としては今後も世間の話題をかっさらい、早大OGの名に恥じぬ活躍を期待したいところ。
賛否両論を巻き起こす「アベノマスクブラ姫」の活動に、今後も注目したい。
[…] さらに読む ⇒つーつーおーる!早稲田を面白くするWebメディア出典/画像元: https://twotwoall.com/?p=5282 […]