野球選手、水泳選手からメダリストまで、私立大学の全学部の中でもっともスポーツ偏差値が高いであろう「スポーツ科学部」の出身者を紹介します。
桑田 真澄(くわた ますみ)
野球選手。PL学園高校時代は清原和博とのKKコンビで一世を風靡し、夏の甲子園を2度制覇した。その後は読売ジャイアンツで先発、ピッツバーグ・パイレーツでは中継ぎとして活躍した。その後現役を引退し、野球解説者やコーチとして活躍している。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程を修了した。
瀬戸 大也(せと だいや)
競泳選手。中学時代には日本中学新記録を樹立するなどし、埼玉栄高校を経て人間科学部に進学。世界大会などで金メダルを相次いで獲得し、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した。現在は全日本空輸に所属している。
渡部 香生子(わたなべ かなこ)
競泳選手。4歳の頃、病弱だったため少しでも丈夫になるようと両親がスイミングスクールに通わせ始めたことで水泳を始めた。2015年の日本水泳選手権で平泳ぎ3種目(50m、100m、200m)と200m個人メドレーの4種目を制覇すると、同年の世界水泳では200m平泳ぎで金メダリストを獲得した。
星 奈津美(ほし なつみ)
競泳選手。高校1,2年の時にはインターハイの200mバタフライで2連覇を達成し、3年の時には日本選手権200mバタフライ決勝で高校新記録を出した。その後、2012年のロンドンオリンピックの200mバタフライで銅メダルを獲得し、2015年の世界水泳の200mバタフライでは金メダルを獲得した。大学卒業後の2014年にはミズノに入社したが、2016年に現役引退を表明した。
ディーン 元気(ディーン げんき)
陸上(やり投)選手。高校3年次のインターハイでは、やり投と円盤投の二冠を達成した。早稲田大学入学後は、やり投げに専念。2012年の第96回日本選手権において大会新記録の84m03をマークして初優勝し、その後のロンドンオリンピックに出場した。
福原 愛(ふくはら あい)
卓球選手。スポーツ科学部中退。宮城県仙台市出身であり、スポーツの強豪である青森山田高校を経て、2007年に早稲田大学に入学。2012年のロンドンオリンピック女子の団体で銀メダルを獲得した。2016年には中華民国出身の卓球選手、江宏傑との結婚を発表した。2012年のロンドンオリンピック女子の団体で銀メダルを獲得した。
五郎丸 歩(ごろうまる あゆむ)
ラグビー選手。熊本県熊本市出身。佐賀工業高校時代には3年連続で花園に出場し、U17日本代表にも選出された。大学時代は、1年時よりフルバックのレギュラーとして活躍し、全国大学選手権優勝を経験した。その後日本代表として活躍し、2015年のラグビーワールドカップでは南アフリカ共和国に勝利する大金星を成し遂げた立役者でもある。