早稲田大学の新入生に向けて、サークルの詳しい紹介をする「#勝手にサークル紹介」。
第36回は、「稲吟会」だ。
「稲吟会」は学生会館などで活動している詩吟・剣舞サークル。人数は男子7名、女子9 名の計16名となっている
そんな「稲吟会」の大きな特徴を、3つ見ていこう。
かっこいい道具が使い放題
1つ目の特徴は、「かっこいい道具が使い放題」ということだ。
「稲吟会」は他の詩吟サークルと違い、詩吟だけでなく、吟に合わせて刀を用いて舞う剣舞や、扇を用いて舞う詩舞の練習もしている。剣舞は袴を履いて練習することもあるため、和装に憧れがある人はとても楽しめるはず。
通常練習で使う刀や扇は新たに個人で買う必要はなく、会員はサークルが所有しているものを使うことができる。よって、「稲吟会」に入会すればこれらの道具を好きに利用することができる。自分で揃え、さらに一から使い方や手入れの仕方を学ぶにはかなりの苦労がかかることとと思案されるが、稲吟会に入れば道具の名前から使い方や管理方法まで、さまざまなことを先輩がわかりやすく説明してくれる。
素敵な衣装が揃っている
2つ目の特徴は、「素敵な衣装が揃っている」ことだ。
コストや管理の面から、着てみたいと思っていてもなかなか手を出しにくい和装だが、「稲吟会」に入れば各々が好きなタイミングで袴などの和装を着用することができる。もちろん、着付け方や皺にならない畳み方など、先輩が教えてくれるため、和装の知識が一切なくても安心。袴は主に発表会練習の際に使用するものだが、通常練習でも勿論使用可能である。
新入会員は食事が無料
3つ目の特徴は、「新入会員は食事が無料」ということだ。
「稲吟会」には、新入生が先輩と食事をするとき、先輩が食事代をすべて払うという文化がある。新入生がコンパや先輩との食事に財布を持っていく必要はなく、ただ「ごっつぁんです!」と元気よく先輩に言うだけで構わないのだ。
他にも、
・金曜日の3〜5限のみサークルの活動日のため、他サークルとの掛け持ちをしている会員がほとんど。発表会が近づくとサークル活動日が増えるが、活動への参加は任意であるため、あまり気負う必要は無い。
・詩吟というと堅苦しいイメージを持たれがちだが、非常に緩い雰囲気で、雑談を挟みながら、会員同士が教え合って練習をしている。声を出そうとする姿勢だけでみんな褒めてくれる。
・公的イベントは春合宿、前後期納会(会員・友好サークルの前で行うプチ発表会のようなもの)、発表会、早明交歓会など。新歓コンパやクリスマスパーティーなど、会員でわいわいはしゃぐイベントも多くある。
などの特徴がある。
興味を持ったらTwitter のDMなどで気軽に連絡してみてほしい。
また、発表会の様子を録画した動画もYouTubeにあげているので、そちらも要チェックだ。
稲吟会の皆様、私は詩吟錦城会(錦城流)神奈川県本部の事務局を担当しております伊東敏(城峯)と申します。
私共は毎年3~4回の発表会を行い、日ごろの稽古の成果を出し合いながら詩吟を楽しんでおります。
そんな中、発表会に稲吟会の方々にご参加いただき、吟詠を通じて皆様方のような若い世代の方々と私ども
シニア―層の世代間を超えた交歓の機会を設営できないかと考えてきました。
具体的には、ご参加いただきたい私どもの発表会の日時を皆様にお伝えし、ご参加される方々のお名前、
吟題(合吟を含む)を入れたプログラムを作成し、ご一緒に楽しい発表会を行うことを切望しております。
是非、皆様の力強いエネルギーを私どもに与えていただき、一方で私どもの年季の入った吟詠を味わって
頂く機会をご一緒にプランできますよう願っております。何時でも打ち合わせに参上いたしますので、ご連絡を
お待ち申し上げます。
なお、私は早稲田大学の出身ではありませんが、私の娘夫婦が早稲田の音楽サークルの出身です。なにとぞ
よろしくお願い致します。
稲吟会の皆様
先日メールを差し上げましたが、ご覧いただきましたでしょうか。
詩吟の世界でぜひ若人とシニア―が一緒になり、先人たちが詩歌に込めた「人生賛歌」を共有する機会を提案したいと
存じます。
ご返信をお待ちいたします。