文学部生が「学術的文章の作成」を受講してGPAが2.3→2.9まで上がった話




学術的文章の作成』とは、早稲田大学ライティング・センターと並ぶ、早稲田大学アカデミック・ライティング・プログラム2本柱の一つである。

フルオンデマンドで毎回課題を提出すればA+が取れる上に、早稲田大学に在学する上で必要というスキルを身につけられる。2014年にグローバルエデュケーションセンターができた際、大学が力を入れて設置した授業である。

政治経済学部と人間科学部の必修のため、どうしてもやらなくてはならない人も多数いて「めんどうくさい」「キャラクターうざい」「本当につまらない授業」などと言われて忌み嫌われているが、必修になっていない人も積極的にとるべき授業だと、ここでは勧めさせていただく。特にレポートの書き方がわかっていない学生は、生協でごり押しされている一冊「新版 大学生のためのレポート・論文術」などを読むよりもこの授業をとった方が必要な情報とさらに単位までを手に入れることができるぞ。

『学術的文章の作成』の評価

『学術的文章の作成』の授業は、オンデマンドで40分ほど講義授業内容を汲んだ400字程度論述課題後日赤ペン先生のような存在が点数をつけて返却、という流れで進められる。Googleで【学術的文章の作成】を検索すると【学術的文章の作成 評価】と検索予測で出てくるが、この授業の評価においては、1点〜5点くらいの減点は大したことがなく、提出点が一番大事であることをはっきり述べさせていただく。毎回提出できるしっかり者なら、評定A+は間違いない。

ちなみに3回提出を忘れた人も単位が来たらしいから、必修で嫌々やる人も頑張って欲しい

文学部生の私があえて選択した意味

文学部はレポートが多い。成績はテストよりも2000字のレポートで評価されることが多かった。しかし、入学当初の私は論文に対する基礎知識が足りないし、参考文献の書き方を知らなかった。ということで、結構真剣に書いたレポートも形式が整っていないせいか、授業も皆勤していたのにGPAが低かった。(「GPAは気にするな」という意見も多いが、文学部と文化構想学部は2年次のコース選択がGPAで決まるので1年次はセコセコとGPAを確保した方がいい
次の学期に「フルオンデマンドだし、政経の友達は全員やっているから……」という理由でなんとなく『学術的文章の作成』を受講してみたが、文学部生において必要な最低限の文章力・論文力をつけることができ、レポートの腕は飛躍的に向上した。GPAも、前期の悪さをカバーできたため希望のコースに進むことができた。
ちなみに、政経・人科の友達とは「フジコサンが可愛い。ルリオクン頭沸いている。」といった話や、それぞれのキャラクターのモノマネなどで共通の話題ができたことも受講して良かったと思った理由のひとつである。

多くの早大生におススメな「学術的文章の作成」、新入生はとってみてもいいんじゃないかな?




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