早稲田大学の権力者!「早稲田三大サークル」って何?




早稲田には、いわゆる「早稲田三大企業」「早稲田三大サークル」と呼ばれる3つのサークルが存在する。3つのサークルの総会員数は1500人を超え、ひと学部以上の会員数を誇るこれらのサークルなくして、早稲田大学のサークルを語ることはできない。

①早稲田祭運営スタッフ(運スタ)
②早稲田大学放送研究会(WHK)
③早稲田大学広告研究会(広研・was)

これから順番に、その活動についてみていこう。

①早稲田祭運営スタッフ (運スタ)

「誇りが彩る都の西北」というキャッチコピーの早稲田祭2015は成功し2016年に向けて準備を進める、早稲田祭運営スタッフ。早稲田祭2015のキャッチコピーは、「誇りが彩る、都の西北」である。「(96年度の)早稲田祭委員会の学生側委員および早稲田祭実行委員会が、一学生サークルである「早稲田大学新聞会」に早稲田祭プログラムに掲載されるはずの広告収入を横流しし、収支決算を不明朗にする事態を招いた」という理由で1997年の早稲田祭が中止になり、それ以降の4回も開催されなかった。従来の革マル派(現在は早稲田新聞会に存在しているという噂があるが、噂の域を出ない情報である)に操られていた「早稲田祭実行委員会」に代わって「早稲田祭運営スタッフ」が2002年に作られ、大学から一切お金をもらわずに、供託金という形のいわば寄付金を参加団体に課して運営している。
600人の大規模なこの団体をまとめるために、会社のような仕組みが導入されており、8つの局(運営局、総務局など)とそれぞれの局におよそ4チーム(学外広報チームなど)の部署が設けられている。
早稲田祭の花形を務めているとはいいがたいが、泥臭い仕事を厭わずにやるボランティアのような存在である。(実は会費があり、約10000円である)
2014年度から特にサークル内恋愛が活発になったといわれており、おそらくサークル内カップル数は早稲田のサークル一である。

②早稲田大学放送研究会(WHK)

早稲田大学の放送研究会は、早稲田大学で唯一の放送系サークルである。もちろんアナウンス研究会を数に入れなければの話であるが。アナウンス研究会との違いは、アナウンス研究会が「方言を直したい」「人前で話せるようになりたい」と思って入会する人が多いのに対して、早稲田大学放送研究会は純粋にアナウンサーを目指す人や、一から企画を立ち上げたり、他のサークルと関わるような仕事をしたくては言ってくる人が多いのが特徴である。
戸山キャンパス(文キャン)の女子学生がかなり多く、キラキラしている。
映像パート・音響パート・照明パート・進行パート・アナウンスパートなどからなり、自分の興味ある分野を極めることができる。これとは別に技術部と呼ばれているものがあり、一年中外仕事と呼ばれる仕事を請け負って活動している。また、制作部や広報パートなどでは映画などの制作物を扱っている。
このサークルに入るには、入会費3000円と会費のほかにイベント費と呼ばれるものが徴収される。これを入会後すぐに取られるのは上京してきたばっかりの新入生にはかわいそうだと思ってか、徴集されるのは2年目からである。
人数が多いことが災いして他のサークルから、「放研はチャラい」と見られがち。

③早稲田大学広告研究会(広研・was)

広告研究会は、広告やマーケティングに興味を持っている学生が集まっているサークル。早稲田大学の企画サークルだけが参加する飲み会では、まんぷく亭の座敷に日本酒を撒いていたという怪情報もある。いくつかの班に分かれて研究をしており、時々スーツを着る。
広告研究会を辞めた元会員によると、広研は他の早稲田三大サークルに比べて「無駄な会議が多い」と言われている。1番無駄な会議が多く、出席が義務付けられているのは「早稲田大学広告研究会」で、2番目に会議が多く、出席が半ば強制となっているのが「早稲田祭運営スタッフ」であるという。会議の数は多いが、出席が義務付けられていなく、ゆるいのが「早稲田大学放送研究会」である。また、広研は広告やマーケティングを活動の中心においていることから、商学部生が最も多い。
広告研究会に所属している学生は、実は広告研究会は広告会社にそれほど良く思われているわけではない。実際に早稲田大学法学部OBで広告代理店TAGBOATの社長、岡康道が、早稲田大学運営スタッフによるインタビューで、「広告研究に学生時代をささげるより、恋愛などのいろいろなこことをしてほしい」と、早稲田大学広告研究会の活動内容に否定的な見解を暗に示している。
映像広告を研究するチーム「KAGEROU」、プロモーション案のプランニングを担当する「Sail」グラフィック広告を研究するチーム「TIFON」の3つの広告チームに分かれて活動している。




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