【就活生必見】出題頻度が高いウェブテスト6選




Webテストは「自宅のパソコンで受けるタイプの適性検査」の総称であり、Webテストは1種類ではなく複数の種類があります。

なぜ複数の種類があるのかと言うと、Webテストを提供する企業が複数あって、それぞれ名前が異なるからです。

企業はそれぞれどの会社が提供するWebテストを利用するかを決めて、就活生に受けてもらっています。

今回は、そんなWebテストの中でも、特に出題頻度が高い6つについて順番に見ていきましょう。

①玉手箱

SHL社が提供する「玉手箱」は、自宅受験型ではトップシェアを誇るWebテストです。

言語・非言語・性格テストで構成され、企業によっては英語の問題も出題されます。言語と非言語では各項目ごとに決まったパターンがあり、そのうちのどれかが出題されます。

玉手箱の特徴は問題数が多く、解答時間が短いことです。

SPIに比べ、スピードと正確性が求められます。

ただし、出題範囲はSPIより狭いため、対策は比較的容易です。

【出題企業例】

日本マイクロソフト、KDDI、みずほ証券、三菱UFJ銀行、りそな銀行、第一生命、TBS、東京ガス

②SPI

リクルートマネジメントソリューションズが提供する「SPI」は、実施している企業が多いWebテストです。

SPIはその受験方法によって、ペーパーテスト・Webテスト・テストセンターに分かれており、Webテスト受験よりもペーパーテストやテストセンター受験が多いです。

能力検査(言語+非言語)と性格検査で構成されたテストで、企業によっては、英語や構造的把握力の問題も出題されます。

受験者のレベルや解答状況によって出題問題の難易度が変化する特徴があり、正解すればするほど難易度の高い問題が出題され、それに正解するほど高評価につながる仕組みになっています。

【出題企業例】

三菱商事、豊田通商、パナソニック、トヨタ自動車、JTB、キーエンス、富士フィルム、電通、博報堂、三井不動産、オリエンタルランド

③TG-WEB(ティージーウェブ)

ヒューマネージ社が提供する「TG-WEB」は、変わった問題が多く出題される難易度の高いWebテストです。

内容は非言語・言語・英語・性格検査で構成されています。

ただ、「従来型(旧型)」と「新型」の2パターンがあり、それぞれのパターンで非言語と言語の出題範囲が異なります。

従来型(旧型)は他のWebテストに比べ、高難易度になっています。また、新型は比較的難易度が低く、多くの問題を出題される形式です。

SPIに比べかなり独特な問題が出題され、慣れていないと素早く解答するのは難しいです。

※「つーつーおーる!」の解答集が対応しているのは、従来型のみです。新型はSPI3の対策をしておけば問題ありません。

【出題企業例】

ジョンソン&ジョンソン、大塚製薬、ライオン、花王、キリン、味の素、サントリー、資生堂、森ビル

④GAB

SHL社が提供する「GAB」は、知的能力・能力特性・将来のマネジメント適性・職務適性について予測することができるWebテストです。

非言語・言語・性格検査で構成されています。

SPIは式を解く問題、図から解答を読み取る問題、文章から重要箇所を読み取る問題と、様々な形式の問題が出題されます。

一方のGABでは、非言語は表やグラフから読み取る形式、言語は文章の論理構造を読み取る形式と、各分野ごとの問題形式が一定になっています。

その分、図や文章から要点を読み取る力が問われますが、専用の参考書を使えば対策しやすいです。

【出題企業例】

三井物産、住友商事、東京海上日動火災保険、住友不動産、サントリーホールディングス、JICA、日本マイクロソフト

⑤CAB

SHL社が提供する「CAB」は、SEやプログラマーといった技術者向けのWebテストで、そういった職に適した思考を持っているかを測るものです。

内容は四則逆算・法則性・命令表・暗号・性格診断で構成され、他のWebテストに比べ、かなり独特な内容のWebテストです。

知識よりも思考能力を問われるテストのため、CABを受験する場合は専用の練習問題を解いて対策する必要があります。

【出題企業例】

カプコン、アマゾンジャパン、インフォコム、富士通総研、トランスコスモス、京セラコミュニケーションシステム、日立公共システム、パナソニックESシステムソフトウェア、日本IBM、NTTコミュニケーションズ

⑥BRIDGE

リンクアンドモチベーション社が作成する「BRIDGE」は複数の種類があるWebテストのうち1つです。

能力テストと性格テストに分かれており、能力テストでは計数分野だけが出題されます。

難易度が高い問題が出題されるため、制限時間に注意しながら解答する必要があります

計数Aは玉手箱の『図表の読み取り』『表の空欄』に似た形式の問題、計数BはTG-WEBの『推論』に類似した問題が出題されます。

そのため、BRIGEの対策としては玉手箱+TG-WEBを行えば問題ありません。

【出題企業例】

シスメックス、富士電機、スカパー、トリドール

「つーつーおーる!」では、24卒25卒向けにWebテストの解答集を配布しています。




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2 件のコメント

  • ③TG-WEB(ティージーウェブ)
    の解答集は欲しいのですが、どのようにしたら手に入りますでしょうか?

    お手数ですが、明日受験の為本日中には手に入れたいと思っています。

  • 登録すると解答集が閲覧出来るのでしょうか?
    出来るとしたらどこから見るのかも教えてください